Cloud Functionsのみの利用では、独自ドメインでHTTPSを使用することができないということでした。そこで、FirebaseのHostingの機能を使うと良いとのことです。少し具体的には、Hostingのrewrite(ある特定のURLのパスでアクセスされたときに、その時の動作を書き換える)を使用することで実現します。例えば、/my-apiというパスの時にCloud Functionsの〇〇関数を呼び出すという具合です。
Firebaseにログイン
まずは、Firebaseにログインします。ここでは新しくプロジェクトを作成、または既存のものを使います。
Hostingの選択
次に左側のメニューの[Hosting]を選択します。すると、右の方に青いボタンで[ドメインを接続]とあるので、ドメインの箇所に追加したいドメインを入力します。次へを押すとDNSに設定する内容が表示されるので、利用しているサービスなどでDNSの設定を行います。
デプロイ
Firebaseのアプリケーションを作成して、そのアプリケーションでrewriteの設定を行います。その前にFirebase CLI(Command Line Interface)をインストールする必要があります。
Firebase CLIはnode.jsを利用しているので、node.jsをインストールしておく必要があります。node.jsをインストールしたら、コマンドライン(WindwosであればPower Shellなど)からFirebase CLIをインストールすることができます。
次のページの解説に従えばOKだと思います。
npm install -g firebase-tools firebase login firebase init (Cloud FunctionsとHostingを選択しました) firebase use {Google Cloud PlatformのプロジェクトID} (もしCloud Functionsで作成したプロジェクトIDが表示されない時)
firebase.jsonは次のように書き換えます。
{ "function": { ... }, "hosting": { .. "rewrites": [ "source": "/my-api, "function": "(api名)" ] } }
デプロイは次を実行すればOKです。
firebase deploy